北海道の代表的な郷土汁に

三平汁、毛ガニ汁(鉄砲汁)、ホタテの味噌汁などがあります。

 

北海道の郷土汁の特徴は、

だしは昆布だしが主流で、

味噌は、赤みそ系のものが中心となっています。

 

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三平汁のレシピ

三平汁は、冬場によく食べられる郷土汁です。

鮭やタラなどの魚と地元の野菜を煮込んで作ります。

【材料(4~5人分)】

切り身の塩鮭 3切れ
大根 4㎝位
ジャガイモ 大1個 または 小2ヶ
生姜1片 すりおろす
昆布だし 5カップ

調味料A
さけ 小さじ4
しょうゆ 小さじ3~4

作り方

1.大根、ジャガイモ、にんじんを全部いちょう切りにする。・・・①
2.塩鮭を一口大にカットする。
3.一口大にカットした塩鮭を5秒程度湯通しして、水分を拭き取る。・・・②
4.鍋に昆布だしと①を入れて柔らかくなるまで煮る。・・・③
5.③に②を入れてひと煮する。
6.調味料Aを加え味を調えて、器に盛りすりおろした生姜をのせて完成。

 

毛ガニ汁(鉄砲汁)のレシピ

 

北海道と言えは毛ガニ。

カニの足を箸でつついて食べている所が

鉄砲に弾詰めをしている仕草に

似ていることから鉄砲汁とも呼ばれます。

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北海道の近海はどこも毛ガニの漁場で

年中手に入り、殻からも美味しいだしが

出るので殻つきのまま調理します。

【材料(4~5人分)】

毛ガニの足(茹でたもの) 12本~15本
昆布だし 4カップ
みそ 大さじ2~3
長ネギ 適量
作り方

1.毛ガニの殻には縦に包丁をいれる。・・・①
2.鍋に昆布だしを①の毛ガニをいれて火にかける。
3.アクをとりみそをいれて、長ネギを適量いれる。
4.器に盛って完成。
*生の毛ガニがあれば、生から作るのが一番おいしいです。
*鍋の火加減はあまりグラグラ沸騰させないようにするのがポイントです。

 

ホタテの味噌汁のレシピ

ホタテの味噌汁ではホタテの稚貝(ちがい)を使います。

2月位から春にかけて出回り始めます。

 

よくスーパーなどのお店手で見かけるベビーホタテの

殻が付いているバージョンです。

これは読んで字の如く、子供のホタテ貝で

生育1年目程度の小さな帆立です。

【材料(4~5人前)】

ホタテ貝(ホタテの稚貝) 8~10個
昆布だし 4カップ
長ネギ 適量
みそ 大さじ2~3
作り方

1.ホタテ貝の殻をよく洗う。流水で貝の殻同士をこすり合わせて、ゴシゴシと洗い汚れを落とす。
2.鍋に昆布だしを入れて火をかける。
3.昆布だしが温まったらホタテ貝を入れて煮る。
4.アクをとり、貝が口を開いたら長ネギを加えて味噌を入れる。
5.器に移して完成。


*毛ガニ汁(鉄砲汁)と同じように殻からも出汁がでるので、殻つきで調理しましょう。
*貝殻を洗う際に素手だと、けがの恐れがあるのでゴム手袋をしたり、たわしを使うなどの工夫をしましょう。

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