たまごの栄養成分については、あなたはすでに、百も承知かもしれません。
しかしながら、常に不思議に思っている事があります。たった50g程度のたまごに、よくあのような栄養成分が含まれているという点。
それを踏まえて、手始めにたまごの栄養成分につきましてここで再確認しておきましょう。
たまごは栄養の宝庫
たまごが「栄養の宝庫」と言われている所以は、良質のたんぱく質が含まれているからです。
なぜ良質なのかと言いますと、たんぱく質を作っているアミノ酸のバランスが良いからです。
私たち人間には、自らのカラダ中で作れない為、是が非でも摂らなければならない8つのアミノ酸の必須アミノ酸が上げられます。
たまごの中には、8つの必須アミノ酸の全てが必要量はいっています。
たまごは消化・吸収が良い
良質のたんぱく質を含む食品として、ミルク、鮪、牛肉、等もあります。
しかし、タマゴはこれらの食品よりかなり、良質なのです。
その上、たまごはとても格安なので、費用対効果から判断すると、たまごより優れる食品はないかと思われます。
その一方で、いくら良質のたんぱく質を含んでいても、、消化と吸収がよくなければ意味がありません。
そういった部分でもたまごは理想的なのです。
半熟たまごで、消化、吸収率は97%で牛肉、鮪と同程度ですが、1時間半くらいの短時間で消化してくれます。
余談ですが、赤身の鮪は2時間、赤身の牛肉は3時間以上もかかります。
しかし、たまごを生で食べると卵白の消化、吸収が悪くなり、
しっかり茹でたたまごの場合熱を加えすぎると消化する時間が長くなるので、注意しましょう。
タンパク質以外の栄養成分
たんぱく質さえもすごいのに、他にもたまごには栄養成分が多く含まれています。
それは、ミネラル分、ビタミンです。その中でも、鉄分はほうれん草の2倍と多く、
カルシウムはミルクの1.5倍という量が含まれています。
更には、ビタミンAはバターと同程度の量。
ビタミンB1は納豆の2倍も含まれています。
ビタミンB2、Dなども含まれていますが、ビタミンCが含まれていません。