ご飯(白米)の栄養はどれくらいあるのでしょうか?近ごろ、朝ごはんにお米を口にしないとか、朝ごはん不要と考えの方が当たり前なりました。

厚生労働省の調査では、20歳代はじめの方の独り暮らしの女性の方々のおよそ30%は朝ごはん抜きなんだそうです。朝は何かと忙しくて食べられないのでしょうか。。朝ごはん抜きの状態では、〝ガス欠″のままお昼ごはんまで過ごさなければいけなくなります。

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ご飯(白米)は栄養素たっぷり

我々のカラダは睡眠中もカラダの中でグリコーゲンというエネルギー源を消耗します。その後、朝起きた時は、、エネルギー源は全て消費されています。そういう理由で、朝に、エネルギー源をプラスする為に、グリコーゲンの元となる炭水化物(お米、パンなど)を摂取することが求められるのです。

お米等の炭水化物は、あっという間に消化されてブドウ糖になり体全体にいき渡ります。さらには、血糖値も上昇し、体温が上がり、カラダ中が目覚めた状態となります。

ところが、パンとコーヒーなどの朝ごはんはただ楽ちんという理由で、中身も炭水化物と脂肪ばかりになって、カロリーが上がってしまいがちです。その部分では、「白米」「みそ汁」、アミノ酸が入った「卵料理の副菜」といった取り合わせは、とても良いバランスの朝ごはんと言えます。

さらに、ご飯(白米)にはほとんど栄養がないと思われがちですが、糖質、たんぱく質や脂質の他にビタミンB1、B2、E、食物繊維、カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛など、様々な栄養素が含まれています。ご飯(白米)と一緒に肉・魚・野菜など他の食材と組み合わせた食事によって栄養のバランスを取ることが大切です。

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ご飯(白米)でダイエット効果が!?

ご飯(白米)には、太りやすいという印象が一般的ですが、パン食と比べるとどうなんでしょうか。ご飯(白米)はパンより低カロリーなので消化する時間がゆっくりです。その為、おなかの持ちが良く、カロリーオーバーの元であるデザート等のおやつを食べるのを防ぐ事ができます。

一方、パンは腹持ちが良いとは言えないので、10時ごろに差しかかれば思わず「おやつでも・・・」と、なってしまうのではないでようか。 そのような理由から、パン食よりご飯(白米)の方がダイエット効果があるのではないでしょうか。しかし、そんなご飯も食べすぎには注意しましょう。

ご飯(白米)はエネルギーの源

ごはんを食べないと、エネルギーが出ません。パワーをつける為に、焼肉やステーキ等でタンパク質を思いきり食したのは、かつての話。。パワーをつけるの為にはご飯(白米)を食べることが理想的なのです。

何よりもパワーと体力を必要とするスポーツ界で、今日現在は数々のアスリートが試合前に炭水化物を多量に摂りいれる、「カーボ・ローディング法(炭水化物貯蔵法)」という食事方法を行なっているのをみても、それは一目瞭然です。

炭水化物の中でも、ひときわご飯(白米)の澱粉は秀逸であるので、消化吸収率が98%と高く、いち早くパワーが出るうえ、そのエネルギーが持続すると言われています。

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