ご飯を美味しく炊く為のまず初めの一歩は、とりあえずお米を研ぐという事からスタートします。何のためにお米を研ぐのでしょうか?不思議ですよね!その理由をしっていますか?

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まずは、ご家庭にある米びつの中からお米をひと粒ピックアップして、じっくり眼を凝らしてみて下さい。よく見るとお米の表層にかすかに縦方向に筋が入っていると思います。じつは、これらの筋の中に、精米した過程で残されたぬかが入り込んでいて、このぬかをを除去してあげないと、炊き上がったお米はぬか臭くなってしまいます。

そうするとご飯の本当の芳ばしい香りが楽しむことができなくなってしまうのです。そして、それだけではないのです。夏の暑い時期には、ご飯の腐敗を増進する結果にも繋がっていく事にもなるのです。

ぬか臭いご飯は本当においしくないですよね。。次からは米ぬかを上手にとって、美味しいご飯を食べるために、お米研ぎのコツ をご紹介していきます。

*お米の表面に入っている筋は条溝とい言われています。

お米研ぎ方のコツ その1

まず初めにお米の性質についてお話しします。お米には香りや色味をすぐに付着してしまうという特徴を挙げることが出来ます。具体的に言うと、少しずつ水を流し入れたり、しばらくの間お米を水に浸しておくと、いったん水に溶けだしたぬかの匂いがもう一度お米に吸収してしまいます。

そうなると、炊き上がりのご飯がぬか臭くなってしまいます。その為にも、お米を洗う時でも、すすぎの時でも、とにかく水を入れたら「手早く」水を捨てることが重要です!

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お米研ぎ方のコツ その2

お米にはお水に浸すと崩れ易くなるという特徴があるのです。一昔前までは、お米を研ぐときは「腰を入れて、手のひらに体重を乗せて」研ぐのが良いとと言われていました。正直なところ、現在もそれを行っている方が多いのではないでしょうか?なぜ、体重を乗せて研ぐといいのでしょうか?気になりますね。なぜでしょうか。

昔ながらのお米は、精米技術の機械が今と比べて発達しておりませんでしたから、精米してもかなりの量のぬかが残っていました。その為、お米のぬかをゴシゴシ力を入れて取り除くことが不可欠でありました。しかし、現在では、精米機の性能が向上し、ぬかの残量はほんの少しになりました。

そんな理由から、最近のお米はそれ程、力を入れて研ぐ必要はないのです。当然ですが、ほんの少しといえどもぬかは付いているので、全然研がなくても良い事でもないです。そこで、「力を込めないで優しく」研ぐことが大切になります。

力を入れて研ぎすぎると、水に浸けて弱くなったお米は割れてしまい、そのお米をを炊くと、ベタベタしたいわゆる花が咲いたご飯になってしまうのです。

そういう理由からお米を研ぐときは、優しく研ぎましょう。

お米の研ぎ方のコツ まとめ 

1.水を入れたら「手早く」水を捨てることが重要!

2.お米は力を込めないで優しく研ぐことが大切!

以上の2点に気を付けてお米を研ぎましょう。

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