昨今、欧米諸国で「ジャパニーズスタイルの食事」が活発に見直されている事実を知ってますか?
欧米諸国で日本食が見直されている一番大きい要因は、
我々日本人は摂取カロリーの中で脂肪から吸収するカロリーが25%程度とそこそこだからです。
欧米諸国の方々は、脂肪から40%のカロリーを吸収しており、
「とんでもなく高脂肪。果ては肥満体、生活習慣病が発症してしまう」と、
我々日本人の食生活を理想に掲げて、脂肪をセーブする活動を行っているそうです。
ご飯(白米)を食べると本当に太るのか!?
過去には、日本においては「ご飯を食べると肥え太る」という迷信が流布しました。
未だこのことを信じ込み、減量の為お米よりも、めん類、パン等を食べている人は少なくありません。
しかし、肥満体で苦悩している欧米諸国の方々がお米を主としてジャパニーズスタイルの
食生活に注目しているという事からも分かりきったように、本当のところはお米の方が太りづらいのです。
お米は粒状態で頂きますが、麺類やパンは一回粉にした穀物を食する事となります。
ここの所が決定的な違いで、粉食は消化吸収が速いので、肥満になりやすいのです。
パン食は太りやすい!?
更にはパンは、こってりした油モノがないと思うようには食せません。これでは、当然の結果として体重が増えてしまいます。
また、かつて「お米を食べると馬鹿になるから、日本国民はお米を食べるのを止めて、パン食にすべきだ」といった研究者がおりました。
考えてみると、脳の代謝活動にはビタミンB1等のビタミンが大切であって、
お米のみ食していると、この点が不足する事は良く知れ渡っています。
とはいうものの、副食の豊富になった現在では、いつまでもお米だけを食すといった人はおりません。
むしろ、現在では正反対で「お米を食べなきゃ馬鹿になる」とお考えの方が信憑性が有ります。
どうしてかと言うと、お米は粒食なので、しっかりと噛まなければならず、この点が頭に良いというのです。
噛む事がそしゃく筋を発達させ、前頭葉の発達を促進するので、頭の回転が良くなると言うのです。
更には、脳は通常ブドウ糖をエネルギー源にしておりますが、お米に含有している澱粉は、
消化するとブドウ糖に変化するので、脳の動きを活性化することにもなると考えられています。
お米にビタミンB1をたくさん含む大豆や卵を取り合わせさえすれば、ご飯は理想の健康食と言えるのです。