キャンプや災害時に困らない為に野外でご飯を炊く方法をご紹介します。 近ごろに人は、じか火でお米を炊く経験がない理由からか、キャンプに出向いてもお米炊きに四苦八苦してるのだとか。

その上、電源の設備が整っているキャンプ場所に電子ジャーを持参するという方も少なくないと言うからビックリです。アウトドアでは、野外でしか出来ないお米炊きを行なうから面白いと言えるのです。 ここで、野外でおいしいご飯(白米)の炊く方法をご紹介します。

野外でご飯(白米)を炊くのには、飯ごうを使う

1つ目に用いるのは、従来からある「飯ごう」がベストです。飯ごうは、本来は軍隊で活用していたオールマイティな鍋です。持ち運びに優れ、専門的な知識を持ち合わせていなくてもおいしいお米が炊く事が出来るので、非常に重宝します。

さらには、コンパクトだと思われるけど、ご飯は3,4人分のお米(4合)まで炊けます。また、1合炊くより2合、3合と多目に炊くと格段とおいしく炊き上がります。 飯ごうは、中ぶたと外ぶたがありますけれど、お米を炊く際には中ぶたを使用しません。。

中ぶたは、ごはん茶碗の代用として利用しますが、なんと計量カップの役目も担います。中ぶたには、米2合がちょうど入るのです。更には、飯ごうの内部に目盛りが付いていますが、下にある目盛りには2合炊く場合、上は4合の際の水の量です。

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そういった風に、飯ごうは、本当に効率的に設計してあるのです。

マキを使用するとより一層おいしくご飯(白米)が炊ける

飯ごうでお米を炊く為には、持運び用のコンロが力を発揮しますが、マキを使用するとより一層おいしくご飯が炊けます。

マキで炊く際には、炉を作ります。炉は石で3方を取り囲んで、飯ごうを吊るす為に、木片を炉に掛けます。はたまた、網の上に乗せて炊いても大丈夫です。

火を熾したら、握りこぶし位の大きさの石を炉に放り込みます。このようにすると、放射熱を活用できます。更に、火の勢いが激しくなったら、飯ごうにフタをして炉にかけます。 およそ5分程度で沸騰してきます。

フタがぐらぐらして、吹きこぼれ落ちて来るのですが、慌てないで下さい。沸騰したら少々薪をよけて火を弱火にします。

炊き上がりの基準は、飯ごうを棒で触れてみて、ゴトゴトという動きが伝わらなくなった時になります。

概ね、12~15分で炊きあがります。 ″おこげ″を楽しみたい時は、動きが伝わらなくなってから1~2分火にかけておきます。

更には、飯ごうを炉から下ろし、10分程度蒸らします。この際に、飯ごうを新聞紙で包んで逆さにするのがコツになります。

このように行なうと、良く蒸らすことが出来ます。 このようにして炊いたお米は、電気炊飯器より何倍もおいしいものになります。

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