- お正月に家族でいただくおせち料理。
最近ではスーパ—や百貨店、コンビニでもおせちを購入することができますが、高くて味付けが濃いものがほとんど。
家族の健康のためにも、糖分や塩分をたっぷり使っている市販のものではなく、家庭で調理したおせちで新年を迎えたいものです。
「おせち料理は作るのが大変」というイメージを持っている人も多いですが、
ちょっとしたコツさえ覚えておけば、意外と簡単に、上品でに身体にも優しいおせち料理がつくれます。
何より自分好みの味付けに仕上げられるのがいいですよね。
数の子の塩抜きは真水ではなく水1リットルあたり小さじ1杯の塩水で、数の子100gに対し1リットル
数の子の塩抜き&味付けレシピ
数の子は通常、塩漬けしたものが販売されています。
塩抜きと薄皮むきの下処理さえすれば、あとはカツオだしの漬け汁で味付けするだけ。
数の子の塩抜きは真水では行いません。
数の子の塩抜きには薄い塩水を使います。
浸透圧の関係で真水ではなく、塩水につけたほうが、ゆっくりと中から均等に塩が抜けていきます。
一晩くらい時間をかけてお水を変えながらゆっくり抜きましょう。
真水を使って塩抜きした場合、表面の塩分は抜けても、中心部の塩分は残ったままになってしまい、味のばらつきや苦味がでてしまったり、中だけ塩辛くなってしまいます。
塩水につけながら、おっくうがらずに丁寧に薄皮を取り除くのがおいしい数の子のポイントです。
【材料】
数の子(塩漬け=塩数の子ともいう) 300g程度(1パック)
水 3リットル×3回
塩 小さじ3×3回
*漬け汁
だし汁(カツオだし) 300ml
薄口醤油 大さじ4
酒 大さじ4
みりん 大さじ1
数の子の塩抜き
①数の子100gに対し1リットルの水を用意し、1リットルあたり小さじ1を溶かした塩水に6時間程度浸す。
(数の子300gの場合、3リットルの水に塩小さじ3)
②浸したらやわらかくなった薄皮を丁寧に取り除く。
①を3回繰り返します。
*薄皮は、数の子の切れ目がある方に向かって集めるようにしてから取り除くと切れにくく剥きやすくなりますよ。
切れ目に入り込んでいる薄皮は爪楊枝や串を使って丁寧に取り除きましょう。
③漬け汁の材料を鍋に入れ一煮立ちしたら冷ましておく。冷めた漬け汁に数の子を入れて漬け込んでおく。あとは食べたい量をお皿に盛り付けるだけ♪