鍋の使い始めに必ずやっておきたい大原則!土鍋はお米のとぎ汁でひび割れを防ごう

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ふだん料理をするときに欠かすことのできない鍋。
鍋にはさまざまな材質でできたものがあり、調理する料理によって使い分けされますが、

どれも長く使い続けるために欠かせないポイントがあるのをご存知でしたか?

このところ寒くて登場頻度が急上昇している土鍋。
お友だちや仲間と、鍋パーティーをしよう!!と思いつき、スーパ—や用品店、100均へ駆けつけたけれど、、、、

じつは
そのままいきなり火にかけて使い始めてしまうと、ひび割れしてしまったり、大変なことに。。。
お鍋の食材を投入する前に、鍋が破損するなんてことになりかねないのです。

土鍋は水炊きや寄せ鍋等々、鍋料理はもちろんですが、おかゆや煮込み、そしてごはんまで炊ける便利グッズ。
初めての購入なら25〜30センチ程度が使い勝手が良いのでお薦め。
蓋に膨らみのあるものの方が、蒸す効果も高く上手に加熱することができます。

土鍋を購入したら、まずはじめに、お米のとぎ汁か水を八分目まで入れ、小麦粉をカップ1/3ほど入れ溶かし、
底の水気を良く拭いてから弱火にかけていきます。
煮立ったら、木べらで底から混ぜながら20〜30分ほどコトコト煮ましょう。

それから、火を止めてそのまま冷まし、良く水洗いすると土臭さが取れて、頑丈な土鍋として長く使えるようになります。

土鍋は急激な温度変化に弱いので、いきなり強火にかけてしまったり、熱をもっているうちに水につけてしまったり、水のついている場所においたりすることは厳禁です!!割れてしまったり、ひび割れの原因になってしまいます。

それから底に水かついたまま火にかけるのも破損する原因です。
必ず、水気をふいてから火にかけましょう。

ただし、もしも、ひびが入ってしまった場合は
おかゆを弱火でコトコト炊き上げると、日々にご飯のとろみがしみ込み水漏れが防げるようになりますよ。

鉄製中華鍋の使い始めはさび止めを焼き切って、油をしっかり馴染ませて

鉄製の中華鍋は炒め物やチャーハンを美味しく仕上げる魔法の鍋。
鉄製の中華鍋やフライパンは熱の伝導率が高いため、早く高温になるため中華料理には欠かせません。

ただし、フッ素加工のフライパンとは違い油を馴染ませないと焦げ付いたり、こびりつきの原因になってしまいます。
初めて使う時は、よーく油を馴染ませてから使う必要があります!

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また、おろしたての新品のものは、表面にさび止め用の膜があり、
使い始めるまえに直火にかけて煙がでなくなるまで焼き切ります。

底、側面の順番に中火にかけてじっくりと焼き切ります。
手で持つ柄の部分は焼く必要はありません。

かなり黒い煙が出続けますが、心配せず、換気扇を忘れずに焼き続けましょう。

つづいて、焼き切った膜は、クレンザーなどでこすり落とすように洗います。
内側だけでなく、外側も洗いましょう。
洗い終わったら再び火にかけて完全に水気を飛ばしていきます。

初めて調理で使う前に、キャベツの外葉やにんじんの皮などの野菜くずを大目の油で炒めたり、揚げ物をすると、
さらに油がなじんでこびりつきにくくなります。

そして、使い始めた後も、まずは鍋を空焚きしてから十分に鍋が熱くなってから油を全体に回し入れてから調理を始めるように使います。
そうすると、材料が鍋肌につきにくく、美味しく仕上げるポイントです。

鍋の使用後は良く洗って火にかけて水を飛ばしましょう。油を塗ると参加して鍋にこびりつき、油臭くなる原因ですのでやめましょう。

その他の鍋の使い始めは?素材によって鍋を選んで長く使おう

鍋の素材にはアルミ、ステンレス、ほうろう、フッ素樹脂加工などさまざまありますが、どれも使い始めは、柔らかいスポンジ面に中性洗剤をつけて、汚れやさび止め加工を洗い落としてから使い始めましょう。
ちなみに、どの鍋も長く使うためにちょっとしたポイントがあります。

とくにアルミ製の鍋は水を入れて調理すると鍋はだが黒く変色しやすいです。この黒い色に毒性はありませんが、見た目はあまりよくなく、使う気力が減退してしまうので、使い続けるためにもきれいにしておきたいですね。黒く変色するのを防ぐためには、はじめに米のとぎ汁や水に、にんじんの皮、玉ねぎの切れ端、キャベツの外葉などの野菜クズを入れてから、15分程度煮ることで、内側に皮膜ができて変色が防げます。

また、ジャムなどを作るときや甘酢など、お酢やレモン汁を多く入ったものはアルミや鉄、銅製の鍋で煮ると酸化して色が悪化してしまい、鍋が傷んでしまいます。酸味の強いものにはほうろう鍋やステンレス製鍋がお薦めです。

鍋の使い始めのまとめ

・土鍋
米のとぎ汁か水を八分目まで入れ、小麦粉をカップ1/3ほど入れ溶かし弱火で煮立ったら、木べらで底から混ぜながら20〜30分ほどコトコト煮る。
そのまま冷まし、良く水洗いすることで土臭さが取れて頑丈になる。
火にかける時は必ず底の水気を良く拭いてから!!

・鉄製中華鍋&鉄製フライパン
使い始める前に直火にかけて煙がでなくなるまでさび止め用の膜を焼き切る。
焼き切った膜は、クレンザーなどでこすり落とすように洗い、再び火にかけて完全に水気を飛ばす。
野菜くずを大目の油で炒めたり、揚げ物をして油をなじませてこびりつきを防ぐ。

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