2018年の節分の日、恵方巻き丸かぶりの方角は?
2018年の節分の日の恵方は南南東です。
2月3日の節分の日。
その年の厄を払うために「豆まき」するのが最もポピュラーでしたが、最近では、豆まきとあわせて、無病息災を祈る巻き寿司を、その年の恵方の方角に向いて丸かぶりする「恵方巻き」の習慣が全国的に定着しました。
恵方とは、その年の幸運をつかさどる方角。恵方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決まっていて、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角になります。
十干(じっかん)とは【甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)戊(つちのえ)己(つちのと)庚(かのえ)辛(かのと)壬(みずのえ)癸(みずのと)】の10種類。
十二支(じゅうにし) 【子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥】の12種類と組み合わせて干支(えと)を表します。
恵方は十干に基づき、4つの方角を5年周期で一巡します。
【甲・己】東北東
【乙・庚】西南西
【丙・辛】南南東
【丁・壬】北北西
【戊・癸】南南東
2017年の恵方は北北西でしたね!
過熱する恵方巻き商戦、個性派が続々登場!2018年のイチ押しは?
恵方巻きの慣習は大阪(関西)が発祥といわれますが、いまでは節分シーズンになると、全国どこでも恵方巻きが売られるようになりました。
1月のお正月を終えると、コンビニやスーパ—など小売り各社で恵方巻き商戦がスタート。
近頃は、ホテル、レストランなどでも恵方巻きを拡販されるようになるほどで、
具材も海鮮だけにとどまらず、牛肉や豚肉を使ったものや、味付けも洋風や中華風など様々。
多彩なバリエーションはお寿司の域を超え、ロールケーキや和菓子を使った変わり恵方巻きが販売されています。
では2018年はどのような恵方巻きが登場するのでしょうか??
まずは、2017年の傾向をみてみましょう。
2017年は記録的な不作により海苔が高騰したこともあり、全体的に200円前後は単価が上がっていた印象です。
原料高もあり、豪華な具材を使った恵方巻きの品揃えが目立ちましたね!
本マグロやタラバガニを使った高額品も積極的に拡販されていました。
中には1万円を超えるものまで商品化され、パーティーのごちそうアイテムと化しています。
商品開発に話題作り、コト提案が求められている感じですね。
また、味付けでは、具材を中華風にしたり、洋風のオムライスなど変わり恵方巻きの品揃えが強化されていたのが特徴的でした。
高額恵方巻き
・イオン
北海道の花咲蟹、青森の大間産本マグロを使った恵方巻き1本5400円
・柿谷本店
松阪牛を使用した恵方巻き1本1万円。(別添で恵方巻きの白トリュフ塩を販売)
・大丸東京
キャビアやトリュフ、フォアグラ入りの恵方巻き1本8000〜1万8000円。
・東武百貨店池袋本店
オマール海老、タラバガニ、大間産本マグロなど高級食材の恵方巻き1本5500円。
和牛熟成肉の恵方巻き1本1万800円。
また、コンビニ各社ではお肉を使った恵方巻きが定番化しました。
・セブンイレブン
牛すき巻牛蒡しぐれ仕立て1本390円
・ファミリーマート
国産牛炭火焼肉恵方巻1本540円
・ローソン
熟成ロースとんかつ巻き1本500円
変わり種恵方巻きでは、「シウマイ恵方まん」(330円、大丸東京)、「オムライス風恵方巻き」(800円、ローソン) などなど。
マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東が共同開発した「世界を旅する恵方巻き」(1480円)も秀逸でした。
生ハム、クリームチーズの「イタリアン」や、海老と生春巻きの皮で巻いた「アジアン」などの3本セットは、食べるだけではない楽しみを提供していました。
2018年の恵方巻きはどうなる??まとめ
恵方巻きは冬の一大商戦としてマーケットを拡大しています。
2018年も変わり種恵方巻きの商品化がさらに過熱することが必至。
まず、
パクチーブームに乗っかり、韓国風やエスニックなどのアジアンテイストの商品群が強化されると予想します。
海苔をはじめ、具材の原料も高騰していますから、味に徹底してこだわった付加価値商品はさらに開発が強化され、二極化が進みそうです。
付加価値路線の切り口としては、肉を具材に使った恵方巻きのバージョンアップに注目です。
また、人気キャラクターとのコラボ商品にも目が離せません。
ローソンが2017年にリラックマとコラボしていますね。こうしたコラボ商品が新たに登場することでしょう!
楽しく美味しく開運を招きたいものですね。